「大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる」を読んだ

大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる

↑これを読んだ、これまでDXなどを調べていて記事などを書いていたが自身がDXについてディスカッションをする中で本質的にみんな「変わりたくない」といった気持ちを持っていることにモヤっとしていたことがきっかけ。

https://fumishitan.hatenablog.com/entry/2020/03/30/005030?_ga=2.154634746.334855776.1590805831-689704218.1571143975

こうした時代変革ともいえる事象に対して前向きに取り組める人とただただ変化を拒絶する人がいるなかで、どうやったらそうした「変化を拒絶する人」に少しでも前向きになってもらえるのか?それを探求するために、哲学の中に答えを求めたから。

時代を変える様な変革と、人がどう立ち向かえばいいか?ヒントを得られないかと思い哲学に至ったが、今まで哲学を学んだことは倫理を含めほぼない(笑)と言うことでこの本をザックリと読んで役に立ちそうな考え方を深掘りしようと思った

役に立ちそうだった考え方

弁証法

対立する二つを内包しながら、それらを超える答えを出そうとする方法??? 変革を矯正する時代と変革を拒絶する人の「止揚」が得られるか?

精神現象学」というヘーゲルの本に詳しく書かれている様

ペシミズム

提唱者であるショーペンハウアー弁証法ヘーゲルを批判したらしい、自分という存在に固執することをやめるらしい。。。 関係性はありそうなのでとりあえずメモ

実存主義

キルケゴールの大衆は成功者への妬みによって連帯し他人との仲間意識に安住する「水平化」が特徴、宗教的実存は他人とした隔絶した「単独者」の道を歩むとかいったらしい 変化の拒絶が、先行的に変化した成功者を妬んで変革を起こさないと仮定するともしかすると役立つかも (不安により動かないという可能性があるので断片的か)

パースペクティブ

ニーチェさんが考えた、自分の観測範囲だけで伝統などを作り上げ固執する様を表すらしい、 例えば「近年日本の犯罪は凶悪性を増し日本人が劣化した」といった様な認識も平成20年代のみを見れば凶悪事件数は増加し正しいかもしれないが、昭和20年代まで遡ると昭和の方がもっとひどく近年の傾向は誤差の範囲ともいえるという事象が会った際に、平成20年代のみを見て日本人が劣化したと本気で思い込む様な者。

近年作り上げられた、業務フローなどを絶対とみなすのもこれに通じていないかと。。。これから自由になることを覚えたら変革を起こせるかも

ホブズボームさんも「伝統は創造される」といっているらしい

想像の共同体

ベネディクトアンダーソンがいったこと国民国家の原理などをといた

・・・まずは弁証法から調べようと思う